2026年10月14日

当院は2025年7月に開院しました。開院して1年余りですが、すでに多くの患者さんが来院され、多くのお悩みをうかがう日々です。
今回はメンタルヘルスにとって最も重要かつ基本的な睡眠に関する知識をご案内します。

メンタル不調を改善するための最も「コスパの良い方法」、それは「良い睡眠をとること」であり、特に異論はないと思われます。実際、来院される患者さんのほとんどに不眠を認め、十分な睡眠を確保することはメンタル不調の改善に大きく寄与します。
十分な睡眠の確保のためには睡眠の量(睡眠時間)と睡眠の質(睡眠休養感)が重要とされています。そのため年齢別に以下のことを意識してみることを勧めます。
成人
・適正な睡眠時間には個人差がありつつ、6時間以上を目安として必要な睡眠時間を確保する。
・食生活や運動等の生活習慣や寝室の睡眠環境等を見直して、睡眠休養感を高める。
・睡眠の不調・睡眠休養感の低下がある場合は、生活習慣等の改善を図ることが重要であるが、病気が潜んでいる可能性にも留意する。
小児
・小学生は9〜12時間、中学・高校生は8〜10時間を参考に睡眠時間を確保する。
・朝は太陽の光を浴びて、朝食をしっかり摂り、日中は運動をして、夜ふかしの習慣化を避ける。
高齢者
・長い床上時間は健康リスクとなるため、床上時間が8時間以上にならないことを目安に、必要な睡眠時間を確保する。
・食生活や運動等の生活習慣、寝室の睡眠環境等を見直して、睡眠休養感を高める。
・長い昼寝は夜間の良眠を妨げるため、日中の長時間の昼寝は避け、活動的に過ごす。
ご自身のナイトライフを今一度見直し、十分な睡眠の確保に努めていきましょう。
参照:健康づくりのための睡眠ガイド2023(厚労省)
福岡市早良区西新4-8-23
ひとやすみこころのクリニック西新院
院長 武藤