2026年1月15日

TMS治療に興味はあるけれど、
「どんな機械を使うのだろう」
「頭に機械を当てると聞いて、少し不安」
と感じている方もいらっしゃるかもしれません。
TMS治療を検討される際、
治療内容だけでなく使われている機械が気になるのは、とても自然なことです。
今回は、日本で実際に使われているTMS機器と、
当院で使用しているマグプロ(MagPro)について、
簡単にご説明します。
日本で使われている主なTMS機器
現在、日本の医療機関で使われているTMS機器をいくつか紹介します。
・NeuroStar(ニューロスター)
アメリカで開発されたTMS機器です。
主に保険診療のTMS治療で使用されており、
刺激方法は標準的で、治療の流れが比較的決まっています。
日本の保険診療におけるTMS治療の代表的な機械です。
・BrainsWay(ブレインズウェイ)
イスラエルで開発されたTMS機器です。
深部TMS(dTMS)と呼ばれるタイプで、
頭全体を包むような特殊なコイルを使用し、
広く・深く刺激を届ける設計が特徴です。
・Magstim(マグスティム)
イギリスで開発されたTMS機器です。
TMS治療が広く行われる以前から、
研究や臨床の場で長く使われてきた実績があります。
・MagPro(マグプロ)
デンマークで開発されたTMS機器です。
当院で使用している装置で、
刺激方法の選択肢が多い点が特徴です。
従来型のrTMSでは40分程度治療時間が必要なところ
1回の時間が約5分程度と短時間で行う刺激方法(iTBS)が可能です。
★患者さんからよく聞かれる質問★
Q1:機械が違うと、効果も違いますか?
一概に「この機械のほうが必ず効果が高い」ということはありません。
Q2:マグプロは、他の機械より優れているんですか?
優劣というよりも、特徴の違いと考えていただくのが近いです。
マグプロは、治療を柔軟に調整しやすい点が特徴です。
Q3:機械が大きくて怖そうですが、安全なんですか?
TMS機器は、安全性に配慮して設計されています。
治療中も医療スタッフがそばで状態を確認しながら行いますので、
不安な点があれば、いつでもお声がけください。
Q4:機械が違うと、痛みは変わりますか?
刺激の感じ方には個人差がありますが、
多くの場合、機械の違いよりも
刺激の強さや設定によって調整が可能です。
Q5:途中で刺激方法が変わることはありますか?
治療の経過や状態に応じて、
刺激の強さを調整することがあります。
これは、よりその方に合った治療に近づけるための調整です。
気になる場合は、理由も含めてご説明します。
-まとめ-
TMS治療では、使われる機械にもそれぞれ特徴があります。
「TMS治療が自分に合うのか分からない」
「まずは話だけ聞いてみたい」
そんな段階でも、もちろん構いません。
少しでも気になることがあれば、
どうぞ遠慮なくご相談ください。
初めての一歩を考える際の参考になれば幸いです。

福岡市早良区西新4-8-23
ひとやすみこころのクリニック西新院
看護師 倉橋